お手紙

税理士法人サポートリンクの西川です。

 

春は出会いと別れの季節でございます。

 

皆さまは遺言書を書かれておりますでしょうか? おそらく、大半の人が書かれてないと思います。

相続のことをよく「争族」と書かかれて表現されます。

人によっては、何千、何億円の財産があるので揉めてしまうのはわかります。

 

残されたモノのことなど関係ないという人もいるでしょうし、家族なのだから仲良くして欲しいと考える人もおられるかと思います。

その考え方自体に対して何か申し上げることはありませんが、ふと、自分に何か有った時その後どうなるのだろうかと疑問に感じてしまいました。

 

私自身には、俗に言う財産は雀の涙程度しかなく、争う要素が見受けられないのは事実ですが、他人から見てゴミであっても、自分にとって大切な「思い出のあるモノ=財産」は存在しております。

 

金銭価値のある財産を巡りあって争う争わないではなく、自分自身の生きた痕跡をどの様に処分するか(されるか)というのも重要な要素ではないでしょうか。

 

家族や他人のためではなく、自分自身(の思い)を守るために、遺言書ではなくとも何か形を残しておいても良いかと考えております。

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税理士・大阪

西川